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ポモドーロテクニックがやっと身体に馴染んできた

「これなら集中できるかも」とチャレンジしては何度となく挫折してきたのですが、ようやく自分に合うやり方が見つかったかもしれないので、また続かなくなりそうになった時立ち戻るための記録として書きます。

集中が続くというポモドーロ・テクニック

検索するとたくさん記事が出てくるので今更ここで詳しくは書きませんが、25分作業+5分休憩を繰り返して集中力を持続させる「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。専用のタイマーやアプリ、Youtube動画などポモドーロツールも様々。

自分は集中力に全く自信が無いので、これを知ってから「一定期間やってみては、気づくとやらなくなっている」という挫折を何回もやってます。

ようやく定着したか…?

そんな感じでまた7月に良さそうなアプリ「Session」を見つけて再チャレンジしていたのですが、今回はちょっと今までと違う手応えを感じています。今3週間目に入ってるんですが、まだまだ続けられそうな予感。なぜ手応えが違うのか、今までなぜ続かず、今回どうして具合が良いのかを以下にまとめます。

馴染むまでの改善ポイント

これまで続かなかったのは、時間を測る以外の要素があまりちゃんとできていなかったからなのかなと思っています。この辺りの改善ポイントを意識すると、結構続きやすいのかも。そもそも「従来のやり方をちゃんと読め」みたいな所も若干あるんですが……

何をするかを明確にする

「今日はこの案件を進める」みたいに今まではザックリした目標を決めて数サイクルを回していましたが、次の1サイクルでXXを実装する、くらいまで具体的に決める必要があるんだなということが分かりました。

決め方も頭で決めるのではなく、ちゃんと目に見える形にしておく。Sessionでは毎回作業内容を書くので、作業中に何か別のことを思いついて脱線する頻度がすごく減ったように感じています。

達成感を得る

これもSessionアプリの恩恵なのですが、作業記録が分かるものを使うというのは思っていた以上にモチベーションに繋がっている気がします。Youtubeでポモドーロ動画とかもやってたんですが、どのくらいやったかが残らないので辞めやすくなってたかも。Sessionでは1週間より前の記録を見るのは有料なんですが、何をどれくらいやったか、統計を取ってくれます。

話がちょっと逸れますが、「ポモドーロタイマーに$5/月かぁ…」と悩んでた所、SETAPPというMac/iOS向けの便利アプリ全部入りサブスクの存在を知りました。Sessionの他にも色んなユーティリティ系のMacアプリが使い放題で$10/月なので、Macユーザーは結構オススメです。

タイマーの存在感

iPad miniを買ったタイミングでもあったので、iPad miniにYoutubeのLofi系配信を並べてやっています。物理的な存在感があるってのも結構大事かもしれない。これもやっぱりYoutubeのポモドーロ動画だとChromeタブに埋もれてしまい存在を忘れたりするので…

キングジムの「ビジュアルバータイマー」というのも買ってみたんですが、アラームが爆音すぎてびっくりするし、自分の場合シェアオフィス的な共用スペースではちょっと使えないな…となりました。iPadは常に持ち歩いてるので、やりたい時に持ってない!というのが避けられるので、そういう使いやすさを担保するのも大事かも。

ポモドーロで良くなったこと

ダラダラ作業が減った

最大の目的であり最大の恩恵。「3時間ある」だとどのくらい出来るかの見積もりが分かりにくかったのが「6セッションある」だと結構見通しを立てやすくなりました。途中連絡が入って「あ~これなんだっけ…」みたいに調べ物をしてズルズル違うことをしちゃう、みたいなのも「次のセッションでやるか!」みたいに一旦ペンディングできるようになりました。

調子の悪い日が明確になった

「タイマー回しても進まない日は進まない」という考え方になって、グダグダ非効率に作業を進めるより、切り替えて休むなり頭を使わない作業をするなりっていう切り替えができるようになりました。メリハリがついて集中できる日の効率もよくなっている、のか…?そんな気がします。パフォーマンスの良し悪しはグラフにも現れるので、Sessionの振り返りも有効そう。

ちょっとずつ、が出来るようになった?

ブログを書くとか、片付けを少しだけ進めるとか、そういう少しずつやればQOLが上がるようなことを1日数サイクルだけやるっていうことができるようになってきた気がします。1日単位で「今日はこれやる!」だと中々できないようなこと。FPの勉強も仕事終わりの最後1~2サイクルで進めてるので、着実な進展を感じる。試験日までには十分勉強できそうだなという見通しも立ちました。

おわりに

振り返ってみると、今まで続かなかった要因をアプリのSessionがうまくカバーしてくれているように感じました。タイマーアプリ自体も色々あるので、自分に合うアプリと出会えるかというのが一つのキモなのかもしれない。

Kaji Hiroki

株式会社シリカ代表 | backspacetokyo