搬入RTAのための、自作展示台
「搬入をいかに速く終わらせつつ、キレイに仕上げるか」 というテーマで作った、自作の展示台を何度か使っています。これが結構好評で作品より食いついてくれる事もあるので、経緯や作り方などをまとめました。
「搬入をいかに速く終わらせつつ、キレイに仕上げるか」 というテーマで作った、自作の展示台を何度か使っています。これが結構好評で作品より食いついてくれる事もあるので、経緯や作り方などをまとめました。
ひつじ 高田茉依 二人展「招代」
ちなみに7月20日から、masataka comtemporaryというギャラリーで新作を展示します!新作も展示台も見ることができます。是非。
作った経緯
もともとこの展示台は、「活線プロジェクト」というシリーズ作品をSICFという公募展に出品するために作成しました。朝一斉に設営をしてその日に開場、翌日には撤収という短期間の展示だったため、
- 少人数(というか1人)でも持ち運びできる
- 組み立て・解体が早く終わる
- 配線もすぐに隠せる
という要件を満たせるように、磁石とボルトで着脱という構造にしています。
作り方と構造
シャフトホルダにステンレスパイプを嵌め込み、ボルトつきのネオジム磁石を付けた支柱にステンの天板がくっついてるという、シンプルな作りです。磁石はマグファインという通販サイトで購入しました。ここは色々なタイプと寸法の磁石が揃っているので装置に使いたい時はオススメです。
当初は上下とも磁石で止めるスタイルだったのですが、さすがに不安定なので底面は皿ネジで固定するようにしました。
ケーブルをスマートに収める
電源が必要な展示はケーブルをキレイに引き回すのでかなり時間がとられるので、パイプの中に入れて隠せちゃうようにしました。ステンレス天板に小さく穴をあけて、ケーブルが出るようにしています。
白い台が一般的ですが、ステンの展示台も結構悪くないんじゃないかな~と思いました。作品のテイストにもよるけど、うまくハマれば世界観を強化してくれるように感じます
Kaji Hiroki
株式会社シリカ代表 | backspacetokyo